六価クロム化合物は、鉱山排水や工場排水等の混入によって河川水等で検出されることがあります。 ステンレス、革なめし、電池等に使用されております。 六価の形で存在しているクロムは、水に溶けてクロム酸及び重クロム酸を生成します。 メッキ廃水に多量に含まれ、六価クロム塩を多量に摂取した場合、嘔吐、下痢、尿毒症等を引き起こし、致死量は成人の場合K2CrO7で0.5〜1gです。