Home業務案内大気ばい煙測定・分析 10

大気ばい煙測定・分析(移動発生源) 東京環境測定センター

大気・ばい煙測定を始め、東京環境測定センターでは、あらゆる測定・分析・調査を、迅速・正確・適正な料金で行います。

大気ばい煙測定・分析1  /  大気汚染に係わる環境基準  有害大気汚染物質  ダイオキシン類 微小粒子状物質
大気ばい煙測定・分析2  /  大気汚染防止法 ばい煙  ばい煙発生施設
大気ばい煙測定・分析3  /  大気汚染防止法 排出基準 硫黄酸化物  ばいじん  ばいじんと窒素酸化物(NOx)の排出基準値一覧
大気ばい煙測定・分析4  /  大気汚染防止法 排出基準 窒素酸化物(NOx)  窒素酸化物(NOx)の排出基準値一覧
大気ばい煙測定・分析5  /  大気汚染防止法 排出基準 有害物質  特定物質
大気ばい煙測定・分析6  /  大気汚染防止法 排出基準 揮発性有機化合物(VOC)  揮発性有機化合物(VOC)の種類
大気ばい煙測定・分析7  /  大気汚染防止法 一般粉塵  特定粉塵 アスベスト(石綿)  特定粉塵排出等作業に係わる作業基準
大気ばい煙測定・分析8  /  大気汚染防止法 有害大気汚染物質  有害大気汚染物質 排出抑制基準
大気ばい煙測定・分析9  /  大気汚染防止法 測定頻度
大気ばい煙測定・分析10 /  自動車排出ガス規制値 ガソリン・LPG車  ディーゼル車  二輪車  ディーゼル特殊自動自動車 他  燃料品質に関する許容限度

大気汚染防止法 移動発生源

自動車排出ガス規制値
自動車排出ガス規制 大気汚染防止法 移動発生源

自動車、船舶、航空機、ディーゼルエンジン駆動の鉄道車両等は、大気汚染物質である窒素酸化物や粒子状物質を移動しながら排出する為、移動発生源と呼ばれています。
自動車については、大気汚染防止法で大気中に排出される排ガス量の許容限度や燃料の性状に関する許容限度を定め、排出を規制しています。
又、大気汚染が著しい都市部では大気環境の改善の為に対策地域を指定し、「自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法」が施行されています。
尚、特定特殊自動車については、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」に基づいて規制が定められ、船舶からの大気汚染物質の排出については、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)等を対象として「船舶からの大気汚染に関する規則」が、航空機からの大気汚染物質の排出については、航空法により、一酸化炭素、窒素酸化物及びばい煙について国際民間航空機関の排出基準に適合した航空機でなければ航空の用に供してはならないことになっています。

※ガソリン・LPG車

種     別 現  行  規  制
試験モード 成分 *1 規制年 規制値 *2
【乗用車】 10・15M11M(g/km)
JC08モード(g/km) *3
CO 平成17年
(平成21年) *4
1.92(1.15)
NMHC 0.08(0.05)
NOx 0.08(0.05)
PM *4 0.007(0.005)
【軽乗用車】 10・1511M(g/km)
JC08モード(g/km) *3
CO 平成19年
(平成21年) *4
6.67(4.02)
NMHC 0.08(0.05)
NOx 0.08(0.05)
PM *4 0.007(0.005)
【トラック・バス】
  軽量車
(車両総重量≦ 1.7t)
10・15M11M(g/km)
JC08モード(g/km) *3
CO 平成17年
(平成21年) *4
1.92(1.15)
NMHC 0.08(0.05)
NOx 0.08(0.05)
PM *4 0.007(0.005)
【トラック・バス】
  中量車
(1.7t‹車両総重量≦ 3.5t)
10・1511M(g/km)
JC08モード(g/km) *3
CO 平成17年
(平成21年) *4
4.08(2.55)
NMHC 0.08(0.05)
NOx 0.10(0.07)
PM *4 0.009(0.005)
【トラック・バス】
  重量車
(3.5t‹車両総重量)
JE05モード(g/kwh) CO 平成17年
(平成21年)*4
21.3(16.0)
NMHC 0.31(0.23)
NOx 0.9(0.7)
PM*4 0.013(0.010)
*1  CO:一酸化炭素、NMHC:非メタン炭化水素、NOx:窒素酸化物、PM:粒子状物質
*2 規制値とは、1台あたり上限値、()内は型式あたりの平均値を示します。
*3 車両総重量3,500kg以下のものについては、2005年(平成17年)からは11モードの測定値に0.12を乗じた値と10・15モードの測定値に0.88を乗じた値との和で算出される値に対し、2008年(平成20年)からはJC08モードを冷機状態において測定した値に0.25を乗じた値と10・15モードの測定値に0.75を乗じた値との和で算出される値に対し、2011年(平成23年)からはJC08モードを冷機状態において測定した値に0.25を乗じた値とJC08モードを暖機状態において測定した値に0.75を乗じた値との和で算出される値に対し適用されます。
*4 ガソリン・LPG車のPM規制は、吸蔵型NOx還元触媒を装着した希薄燃焼方式の筒内直接噴射ガソリンエンジン搭載車に対してのみ適用されます。(平成21年規制〜)
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※ディーゼル車

種     別 現  行  規  制
試験モード 成分 *1 規制年 規制値 *2
【乗用車】 JC08モード(g/km) *3 CO 平成21年 0.84(0.63)
NMHC 0.032(0.024)
NOx 0.11(0.08)
PM 0.007(0.005)
【トラック・バス】
  軽量車
(車両総重量≦1.7t)
10・15M11M(g/km)
JC08モード(g/km) *3
CO 平成22年 0.84(0.63)
NMHC 0.032(0.024)
NOx 0.11(0.08)
PM 0.007(0.005)
【トラック・バス】
  中量車
(1.7t‹車両総重量≦3.5t)
10・1511M(g/km)
JC08モード(g/km) *3
CO 平成22年 0.84(0.63)
NMHC 0.032(0.024)
NOx 0.20(0.15)
PM 0.009(0.007)
【トラック・バス】
  重量車
(3.5t‹車両総重量)
JE05モード(g/kwh) CO 平成21年
平成22年 *4
2.95(2.22)
NMHC 0.23(0.17)
NOx 0.9(0.7)
PM 0.013(0.010)
*1  CO:一酸化炭素、NMHC:非メタン炭化水素、NOx:窒素酸化物、PM:粒子状物質
*2 規制値とは、1台あたり上限値、()内は型式あたりの平均値を示します。
*3 車両総重量3,500kg以下のものについては、2005年(平成17年)からは11モードの測定値に0.12を乗じた値と10・15モードの測定値に0.88を乗じた値との和で算出される値に対し、2008年(平成20年)からはJC08モードを冷機状態において測定した値に0.25を乗じた値と10・15モードの測定値に0.75を乗じた値との和で算出される値に対し、2011年(平成23年)からはJC08モードを冷機状態において測定した値に0.25を乗じた値とJC08モードを暖機状態において測定した値に0.75を乗じた値との和で算出される値に対し適用されます。
*4 平成21年規制は車両総重量12t超の車両に対し、平成22年規制は車両総重量12t以下の車両に対し適用されます。
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※二輪車

種     別 現  行  規  制
試験モード 成分 *1 規制年 規制値 *2
【第一種原動機付自転車】 二輪車モード(g/km) CO 平成18年 (2.0)
HC (0.50)
NOx (0.15)
【第二種原動機付自転車】 二輪車モード(g/km) CO 平成19年 (2.0)
HC (0.50)
NOx (0.15)
【軽二輪自動車】 二輪車モード(g/km) CO 平成18年 (2.0)
HC (0.30)
NOx (0.15)
【小型二輪自動車】 二輪車モード(g/km) CO 平成19年 2.7(2.0)
HC 0.40(0.30)
NOx 0.20(0.15)
*1  CO:一酸化炭素、HC:炭化水素、NOx:窒素酸化物、PM:粒子状物質
*2 規制値とは、1台あたり上限値、()内は型式あたりの平均値を示します。
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※ディーゼル特殊自動自動車 他

種     別 現  行  規  制
試験モード 成分 *1 規制年 規制値 *2
【ディーゼル特殊自動自動車】
定格出力19kw以上37kw未満のもの
8M及びNRTCモード(g/kwh) *3 CO 平成25年 6.5(5.0)
NMHC 0.9(0.7)
NOx 5.3(4.0)
PM 0.04(0.03)
【ディーゼル特殊自動自動車】
定格出力37kw以上56kw未満のもの
8M及びNRTCモード(g/kwh) *3 CO 平成25年 6.5(5.0)
NMHC 0.9(0.7)
NOx 5.3(4.0)
PM 0.033(0.025)
【ディーゼル特殊自動自動車】
定格出力56kw以上75kw未満のもの
8M及びNRTCモード(g/kwh) *3 CO 平成24年 6.5(5.0)
NMHC 0.25(0.19)
NOx 4.4(3.3)
PM 0.03(0.02)
【ディーゼル特殊自動自動車】
定格出力75kw以上130kw未満のもの
8M及びNRTCモード(g/kwh) *3 CO 平成24年 6.5(5.0)
NMHC 0.25(0.19)
NOx 4.4(3.3)
PM 0.03(0.02)
【ディーゼル特殊自動自動車】
定格出力130kw以上560kw未満のもの
8M及びNRTCモード(g/kwh) *3 CO 平成23年 4.6(3.5)
NMHC 0.25(0.19)
NOx 2.7(2.0)
PM 0.03(0.02)
【ガソリン・LPG特殊自動車定格出力】
定格出力19kw以上560kw未満のもの
7M(g/kwh) CO 平成19年 26.6(20.0)
NMHC 0.80(0.6)
NOx 0.80(0.6)
*1  CO:一酸化炭素、NMHC:非メタン炭化水素、NOx:窒素酸化物、PM:粒子状物質
*2 規制値とは、1台あたり上限値、()内は型式あたりの平均値を示します。
*3 8モード及びNRTCモードを冷機状態において測定した値に0.1を乗じた値と8モード及びNRTCモードを暖機状態において測定した値に0.9を乗じた値との和で算出される値に対し適用します。
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自動車燃料品質に関する許容限度

大気汚染防止法に基づき、「自動車の燃料の性状に関する許容限度及び自動車の燃料に含まれる物質の量の許容限度」が定められています。

燃料の種類 燃料の性状、又は含まれる物質 許容限度
ガソリン 検出されないこと
硫黄 0.01質量%以下
ベンゼン 1体積%以下
MTBE(メチルターシャリープチルエーテル) 7体積%以下
軽 油 硫黄 0.05質量%以下
セタン指数 45以上
90%留出温度 摂氏360度以下

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●ご依頼事業所等の立場にたった環境等の整備・改善・コンサルティングを致します。
●十数台の車が常時巡回をし、サンプリング及び測定を行います。
●常に最新の情報と高度な技術であらゆる分野のニーズにお応え致します。

お問い合わせ先 電話 03-3895-1141 FAX 03-3895-4396 担当 営業 佐藤伸彦

株式会社東京環境測定センター
【本社】 〒116-0012 東京都荒川区東尾久八丁目5番2号
【連絡先】(営業・総務グループ) TEL:03-3895-1141 / FAX:03-3895-4396
               (技術グループ)[調査担当] TEL:03-3895-1924 / FAX:03-3819-0687 [分析担当] TEL:03-3819-0657 / FAX:03-3819-0687

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